新規アルツハイマー病治療薬の進展を見据えた認知症診療の展望
~音声解析を用いた早期診断~
■講師
新井 哲明先生(筑波大学医学医療系臨床医学域精神医学 教授)
山田 康智氏(日本アイ・ビー・エム株式会社東京基礎研究所 シニアリサーチサイエンティスト)
司会:川﨑 健(AAMT理事・コニカミノルタ株式会社)
■日時
2024年7月19日 14:00~15:30
■実施形式
Zoomオンライン、講演後2週間のオンライン配信
■参加費:無料
■概要
早期の認知症の進行を遅らせる画期的な薬剤が開発されたことで、早期発見がより重要となります。そこで早期診断を可能にしたのが認知症を発話音声で見分けるAIの音声解析です。
今回のセミナーではその研究報告を発表いただきます。AIの技術応用としての社会的意義をより多くの方に伝えたく、今回は無料でのセミナーとさせていただきます。研究者の方だけでなく、企業の皆様も奮ってご参加ください。
今般、早期アルツハイマー病(Alzheimer’s disease: AD)の新たな治療薬として抗アミロイドβ蛋白抗体薬での治療が開始され、治療の転換期に入ったと言える。それに伴い、早期診断の重要性が高まるとともに、治療の対象とならなかった人を含めた非薬物療法を含めた早期例への対応が求められている。本講演では、早期診断に向けた取り組みとして、AI・機械学習技術を用いた音声解析に関する研究例を紹介する。
■講師プロフィール
新井 哲明先生
1990 年筑波大学医学専門学群卒業。都立松沢病院等勤務を経て、1996年より2010年まで東京都精神医学総合研究所主任研究員として認知症研究に従事。この間ブリティッシュ・コロンビア州立大学(カナダ)にて2年間客員研究員。2010年より筑波大学に勤務し、2016年より現職。
山田 康智氏
2015年東京大学大学院博士課程修了、博士(情報理工学).同年より日本アイ・ビー・エム株式会社東京基礎研究所に入所.デジタルヘルスチームの技術リードとして、人工知能、ヘルスケア技術に関する研究開発に従事.当該分野における国際会議にて最優秀論文賞4つなど受賞。
■このセミナーの対象
- AI・機械学習技術を医療分野に活用した事例に興味関心のある方
- 認知症の早期診断に向けた取り組みに興味関心のある方
- 音声認識、音声解析技術に興味関心のある方
- アルツハイマー病治療薬に興味関心がある方
■参加登録
下のフォームからお申し込みいただけます(Peatixに接続)。
■講演資料(新井 哲明先生の分のみ/参加者のみ)
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