成功事例に学ぶ、機械翻訳およびMTPEの導入方法
■講師
燃脇 綾子氏(レッドハット株式会社 ローカリゼーションサービス部 部長)
磯田 雄輝氏(レッドハット株式会社 翻訳者)
海老原 仁美氏(レッドハット株式会社 翻訳者)
司会:石岡 映子氏(AAMT理事・株式会社アスカコーポレーション)
■日時
2024年5月29日(水)14:00~15:30
■実施形式
Zoomオンライン、講演後2週間のオンライン配信
■参加費
- 会 員 :3,000円(不課税)
- 学生会員 :1,000円(不課税)
- 非 会 員 :5,000円(税込み)
- 非会員の学生:2,000円(税込み)
■概要
機械翻訳およびMTPE導入には中長期的な戦略と覚悟が必要で、安易に短期的な成功を求めると失敗します。導入目的、エンドユーザーの期待値、品質とコストのバランスなど、「なぜ機械翻訳・MTPEが必要なのか」「そのためには何をすべきか」を翻訳者をはじめとした関係者全員がきちんと理解する必要があります。
一度導入したら終わりでもありません。技術の進化発展や環境の変化に伴い常に最善の方法を選択していくことで品質もスピードも改善が可能になり、それが翻訳者のモチベーションにもつながります。
機械翻訳やMTPEへの参入を迷っている企業、制作会社、翻訳者に向けて、2020年から本格的に機械翻訳とMTPEを導入し成功している事例と、今後の展望、社内翻訳者の経験談をご紹介します。
【内容】
- 機械翻訳・MTPEの導入方法、改善経緯
- MTPE新規参入者のトレーニング方法 (新入社員教育)
- MTPEの実例紹介: スピードと品質の両立
■講師プロフィール
燃脇 綾子氏
翻訳会社および IT 企業を経て、ブリティッシュコロンビア大学の言語学修士課程に進み、帰国後レッドハット株式会社に入社。日本支社初の翻訳者として、テクニカルサポートチームでユーザーエクスペリエンスについて叩きこまれた後、製品マニュアルを翻訳するローカリゼーションチームに異動。担当した製品の翻訳状況を大幅に改善し、2021 年には機械翻訳を活用して全製品の全冊公開を果たす。現在は、同チームを率いて幅広いサービスを提供している。
【参考:過去の発表】
第8回 AAMTセミナー AAMT 若手翻訳研究会 (2024/3/22)
人手翻訳からMTPEへ: 一翻訳者の所感 (海老原 仁美) (配布資料)
AAMT 2023, Tokyo 〜機械翻訳の今と未来を探る〜 (2023/11/29) 公募セッション
出版翻訳における機械翻訳の活用 -「Podmanイン・アクション」での事例 (織 学・燃脇 綾子) (配布資料)
AAMT 2021, Online 〜 機械翻訳最前線 〜 (2021/12/19) 招待講演
Red Hat が目指す翻訳の未来 — 全冊公開により見えてきた課題とソリューション (燃脇 綾子) (配布資料)
AAMT Journal No.73 (2020/12) 22ページ
Red Hatが目指す翻訳の未来 (燃脇 綾子)
第22回 Women In Localization (2020/8/20)
Red Hat が目指す翻訳の未来 - 機械翻訳との共存 (燃脇 綾子) (配布資料)
赤帽エンジニアブログ (2020/4/9)
機械翻訳を活用してRHELドキュメントの定期更新を実現するまでの裏話 (燃脇 綾子)
赤帽エンジニアブログ (2019/6/21)
RHEL8ドキュメント翻訳の裏側「GA公開」プロジェクト (燃脇 綾子)
■このセミナーの対象
- 機械翻訳の導入を検討している企業
- 制作会社
- 翻訳会社
- 翻訳者
■参加登録
下のフォームからお申し込みいただけます(Peatixに接続)。
■講演資料(参加者のみ)
aamtseminar@aamt.infoaamtseminar@aamt.info一般社団法人アジア太平洋機械翻訳協会(AAMT)
〒619-0289 京都府相楽郡精華町光台3-5 NICT先進的翻訳技術研究室内
URL: https://aamt.info/ MAIL: aamtseminar@aamt.info